こんにちは。すなさんです。いかがお過ごしでしょうか。
社会人も新人の頃は、給料安いですよね。
まだ実際に稼ぐ能力のない新人に多額の給料を出せないというのは理解できます。
新人側も、安いと思いながらも、仕事を覚えて出世をするために頑張って仕事を覚えていきます。
こんな日本企業の当たり前、最近私は疑問を持つようになってきました。
長年仕事をしていくと、本当に能力があり、仕事ができて、会社に利益をもたらす社員が出てきます。
一方で、全く良いところもない社員も出てきます。
ところが、それと出世と給料にはあまり相関関係がなくなってきます。
もちろん、すごい人がすごい役所になってすごく稼ぐこともありますが、むしろレア目なぐらい。
管理職はやる気がない人が多いです。定年まであと少しなので誰も問題起こすことなく、稼げなくてもいいから無事に過ごしたいと望む人が本当に多いです。
なんでこんなことがおこるか?
色々原因あると思いますが、非常に大きいのは、「人は望んだ結果しか見たくない」ということがあります。
例えば、管理職にとっては、仕事の出来不出来なんてどうでも良くて、自分のために仕事をしてくれる人や、ごますってくれて一緒にいて気分のいい人をひいきしたいわけです。
なので、ひいきしたい人が大した仕事の成果を出さなくても関係なく、あいつは本当はもっとできるから良い評価となり、できるできないに関係なく出世が約束されていくのです。
海外に行ったことがある人を出世させるのも似たような理由です。
上級管理職は大体が皆海外経験者です。
そのため、海外経験者は、自分と同じく海外で苦労しただろうから、出世させないとということで管理能力の有無関係なく出世させます。
逆のことも起こり得ます。どんなに成果を出しても、管理職が「ひいきしたい人」でないなら、成果はまったくないことにされてしまいます。
私自身の経験でも年間数億円の利益を出すことを会社でやったのですが、評価は「なにをやっているのかよくわからないから評価しない」という一言で済まされました。
それ以来、会社の評価は全く当てにならないと悟りました。
よく、FIREのために、今いる職場での給料アップを、まずは狙いましょうと色んな本に書かれています。
言ってることは間違ってはいませんが、ナンセンスだと思います。
利益を出す能力や、管理運営能力、ビジネススキルをいくら身につけても出世や給料には結びつきません。
ヨイショ力や、上司受けの良い趣味、嫌な仕事をや理不尽なことを引き受ける行動が求められます。
(運良くこれらが要らない、上司に恵まれた人もいますが、例外です。)
なので、最も手っ取り早いのは「サラリーマンでの出世はできたらラッキー」程度に考え、副業で自分のスキルを磨き、収入を増やしていくことです。
副業が会社の給料を超えたら誰に何を言われようが気にならなくなり、不当なお願いは断れるし、上から目線の上司もへつらうのが馬鹿らしくなります。
嫌なら仕事いつでもやめれますしね。
新人の頃からこんなマインドで生きていけば、自社他社にへんな希望を持つことがなくなり、もし転職する際にもゆとりが生まれます。
天国のような会社はそんなありませんよ。
どの会社にも一定の変な人はいるし、ひどい環境の職場もあるし、理不尽な仕事はあります。
桃源郷はありません。
(ごくまれにあるといえばありますが、、、転職サイトにそんな職場がでて人気にならずにあなたにチャンスが巡る確率は低いでしょう。)
なので、職場選びでいちばん大切なのは、「拘束時間が短い」ことです。
「理不尽な仕事をさせられない」「普段の仕事も副業の役に立つ」これらも備わっていれば最高です。
副業はやっているとすぐに本業を超えます。
なので、今の職場の給料が低いというのは全然気にしなくていいです。(低すぎるのは問題ですが・・・)
仕事選びをこれからする人や転職する予定の人はご参考に。
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